まだ途中(25)
私は、様々な外国企業と30年ほど付き合ってきました。
外国と仕事をしていくスタイルには、いろいろなケースがあります。
短期の海外出張、1か月以上現地に滞在する長期出張、出張ベースではなくホテルに住み込むような仮駐在、さらに現地に家を借りる本格的な駐在。
そして、工場に住み込む駐在員が、最上級だと思います。
現地の人とほぼ同じ生活をする、上級の駐在員。
特に東南アジアでこうした経験をした方は、まさに「駐在員中の駐在員」。
私は勝手に「師範クラス」と感じています(笑)。
そんな逞しい日本人戦士が、私たちの生活を支えてくれていることに、感謝を伝えたいのです。
国内での仕事に苦労がないと言いたいわけではありません。
ただ、一度外国から日本を見てほしいのです。
深夜に歩いて帰ることができる。
小学生が一人で自由に学校へ通える。
停電がほとんどない。
こんな話は、よく聞くでしょう。
でも、それだけではありません。
ビールが冷えている。
トイレに便座がある。
両替したお金が、ちゃんと本物(笑)。
これも、私が外国で仕事をしていて、改めて感じた「日本」なんです。
当たり前だと思っていたことが、外国に長くいると、決して当たり前ではないことに気づきます。
私は、この日本を誇りに思います。
そして、こうした日本の習慣や暮らしを、これからも大切に残していきたいと思っています。
私は、こんな生活が普通にできる日本が大好きです。
……今回は、ちょっと感傷的になりすぎましたかね(笑)。
次回はまた、珍道中の思い出に戻ります。

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