初めての公務の仕事は、1年という短いものでした。
それまでとは全く違う手順や考え方の中で、
60歳近くの私にとって、意味のある時間だったと思います。
若い頃の経験が、思いがけない形でよみがえりました。
「無駄なことはないんだな」
そんなことを、改めて感じました。
実際、この経験が今の仕事につながっているのは事実です。
博物館での仕事を振り返ると、
初めて使った本格的なWebソフト、
ホームページ制作、
そして館長ヒアリング。
(館長が要望を話すときの表情は、今でも忘れられません。)
その時その時を、ただ必死にやってきただけでした。
それでも振り返ると、
不思議と道はつながっていくものだと感じます。
実を言うと、電車通勤もほとんど経験がなく、
それも新鮮でした。
そして何より、
仕事に限らず、
周りの人に恵まれていた。
だからこそ続けてこられたのだと思います。
以前、尊敬する方からこんな言葉を教わりました。
「経験は大事だ。
しかし、経験することは大変だ。
だから、経験していない人には分からない。」
今になって、実感しています。
70歳を過ぎて、
自分の行動はある程度予測できるようになりました。
それは同時に、
少し臆病になっているということかもしれません。
27歳のとき、初めてアメリカへ行きました。
英語もできない。
情報もほとんどない。
今思えば、よく行ったものです。
次回は、そんなアメリカでの経験をお話ししようと思います。

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